松代福祉寮
保護者のいない児童、虐待をされている児童、その他環境上養護を要する児童を、より家庭的な小舎制の中で、児童の発達段階に合わせたきめ細やかな個別的養育を行い、心の健康な発達や豊かな人間性を育み、将来自立して自らの健全な家庭を築いていくために必要な、様々な知識や経験を身に付けられるよう支援します。また退所児童に対する相談、その他の自立のために必要な援助を行っています。
虹の家Ⅲ~Ⅶ
松代福祉寮の敷地内には虹の家と呼ばれる小規模グループケアの棟が5棟建てられています。各棟には一般の家庭と同じようにキッチンやお風呂、各自の個室も用意されており、ここで子どもたちが日常生活を送っています。敷地内には大きなグラウンドや体育館もあり、学校から帰ってきた子どもたちの元気な声で溢れています。
虹の家Ⅲ・虹の家Ⅳ
にじのいえ3,42歳から18歳までの子どもが生活を送る棟です。各棟の定員は8名で、1棟につき職員が約3名担当しています。
虹の家Ⅴ・虹の家Ⅵ
にじのいえ5,62歳から18歳までの子どもが生活を送る棟です。各棟の定員は8名で、1棟につき職員が約3名担当しています。
虹の家Ⅶ(幼児棟)
にじのいえ72歳から6歳までの幼児が生活を送る棟です。定員は8名です。1棟につき職員が約4名担当しています。
リビング
各個室の中央に広々としたリビングがあり、ここで宿題をしたり、テレビをみたり、子どもたちが日常生活を送っています。
子ども部屋(個室)
子ども一人あたりに一部屋が割り当てられ、子どもたちのプライバシーを尊重した作りになっています。
台所
家庭とまったくおなじ作りのキッチン。一般家庭と同じように自分たちの家の台所で作ったものを毎日食べています。
グラウンド
子ども達が思いっきり体を動かせるグラウンド。野球もでき、学校から戻ってきた子どもたちが楽しそうに遊んでいます。
虹の家Ⅰ
地域小規模児童養護施設として運用されている虹の家Ⅰです。地域に溶け込んだ家屋に子ども達が生活します。子どもたちは職員とともに日々を過ごしています。
虹の家Ⅱ
地域小規模児童養護施設として運用されている虹の家Ⅱです。子どもたちは大自然の中、職員とともに生活しています。子どもたちは近隣の住民の皆さまと交流もしながら、日々を過ごしています。
年間行事
生活の様子
時間 | 平日 | 休日 | ||
6:15 | 起床 | |||
7:00 | 朝食 | |||
7:40 | 小・中学生 登校 | 起床(7:30) | ||
8:40 | 幼稚園 登園 | 朝食(7:45) | ||
9:00 | 学習など | |||
10:00 | おやつ・自由時間 | |||
12:00 | 昼食 | |||
12:30 | 自由時間 | |||
15:30 | おやつ・自由時間 | おやつ・自由時間 | ||
16:00 | 部活、塾、アルバイトなど | 部活、塾、アルバイトなど | ||
17:30 | 小学生入浴 | 小学生入浴 | ||
18:00 | 幼児夕食 | 幼児夕食 | ||
18:30 | 夕食 | 夕食 | ||
19:00 | 自由時間・入浴など | 自由時間・入浴など | ||
20:00 | 自由時間 | 幼児就寝 | 自由時間 | 幼児就寝 |
20:30 | 低学年就寝 | 低学年就寝 | ||
21:00 | 自室へ入室(休日前は22:00) | 自室へ入室(休日前は22:00) | ||
22:00 | 消灯・就寝 | 消灯・就寝 |
理念
個別的 | より家庭的な環境の中で、一人一人の個性を大切に、信頼関係のもとで教育を行う。 |
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人間性 | 教育を重んじ、思いやり逞しさ、共感力等豊かな人間性を育む。 |
社会性 | 基本的な生活習慣や規範意識等、確かな社会性を涵養し、やがての社会自立を支援する。 |
専門性 | 専門職集団としての組織で、教育の実践・向上を目指し、その専門機能を持って地域貢献する。 |
向上心 | 自らの人間性を高め、常に自己研鑽に努め、児童と共に切磋琢磨成長し、教育の専門性向上に努める。 |
施設の概要
施設形態 | 本体:小舎制(オール小規模グループケア) 敷地外:地域小規模児童養護施設(2施設) |
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規模(本体) | 敷地・・・7446.44m^2 建物・・・1595.52m^2 |
児童定員 |
52名 虹の家Ⅲ・Ⅳ(女子棟)…各8名 虹の家Ⅴ・Ⅵ(男子棟)…各8名 虹の家Ⅶ(幼児棟)…各8名 虹の家・虹の家Ⅱ…各8名 |